april showers bring may flowers
　

人生最後まで、豊かで自由に美しく！
予防美療家　魅力学研究家　マダム晴美です。

４月に冷たい雨が続いています。

でも私は、NY時代に聞いたこの言葉を思い出してワクワクします。
　
「４月の雨は５月の花を運んでくる」言葉どおりですが、もともとは詩人が書いた「３月に冷たい風が吹き、４月にたくさん雨が降って、ようやく５月にきれいな花が咲く」から派生した言葉らしいけど、シャワーとフラワーで韻を踏んでいる語感が好き。

良くない状況に見えることも、必ず変化する、ということわざでもありますね。

似た言葉では「止まない雨はない」「明けない夜はない」などもあるけれど、雨が悪、夜が悪のニュアンスよりも、雨には雨の意味があり、花を咲かせるために必要なのだという、自然には良い悪いも、善悪もないなかで、辛く見える状況すら、次にやってくる幸せをたのしむ視点が素敵です。

おにぎりで、人の命を救う修道女佐藤初女さんが、映画「ガイアシンフォニー」で、まだ雪深い２月の冷たい雪の下からフキノトウを見つけ「雪の下にも春がある」と語る言葉にはっとさせられます。

季節は巡る、身体も変わる、カタチあるものは、すべて、誕生、死、再生を巡ります。誕生と再生だけが喜びではなく、もしかしたら、死すらも、再生への喜びを含んでいるのではないかな？

まだ死を経験していなけれども、近頃は死すらも楽しみになっています。

なぜなら、５月の花は４月の雨と、３月の風と、２月の雪と、１月の氷と、１２月の枯果てる時期が必要なら、すべては、繋がって回っているだけのこと。

人生の秋を迎えた還暦ですが、冬に向かうことも巡る春を楽しみに生きていきたいですね。

秋も冬も善悪はなく、美しいものです。自然から生き方を学びましょう。