コロナで会えない、触れられない、愛が命を救う ぬくもりを感じることの大切さ
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目次
もし家族が、自分がコロナの重症患者になってしまったら?
会いたくても会えない、触れたくても触れられない
コロナになっていなくても、高齢施設にはいられているご両親と直接面会ができないというようなお話も聞きます。
ラテンの国の愛の力
ホリステックヘルスということを学び出した時、アンドリューワイル氏の本をたくさん読みました。確かこの本だったと思うのですが、当時NYに住んでいた頃です。
アンドリュー博士
アメリカ合衆国の健康医学研究者、医学博士。伝統中国医学など代替医療の伝統も取り入れ、人間に本来備わっている自然治癒力を引き出すヘルスケア・システムである統合医療を提唱している人物である。
〜ウィキペディアより
人がなぜ治るのか?
という事を、医学者の立場から伝えてくれていますが、私が一番感銘を受けたこと。
それは、
人は他者の愛の力で治る
ということ。
人は自分で治る
外科的などうしても必要な処置は、医療の分野の力を必要としますが、基本的に人間には、自分で治る力が備わっている。
治せないとしたら、身体の扱い方、使い方が間違っているということ。
そして、他者の愛の力でも治るのです。
本の中に、メキシコ国境近くの病院の話が書かれていました。
同程度の怪我や病気の患者がいた場合
一般的なアメリカ人の患者の場合、家族は静かに病状を受け入れ、医師の判断に委ねる。
メキシコ系の患者の場合、家族は、祈り、励まし合い、身体をさすり、ふれあい、パーティでも始まる勢いで、一族みんなで患者を囲んで祈る。
すると、メキシコ系の患者の方が、圧倒的に回復する確率が高いという結果が出るのだそうです。
NYに暮らしていて、本当に感じるのは、メキシコ系、南米系も含め、ラテンの国の人たちの、オーバーすぎるほどの愛情表現。
そこには、必ずボディコンタクトがあります。
今回のコロナの流行は、それが裏目に出てしまったという見方もされていて、合えばハグハグ、キスが、当たり前の文化の国は流行が早かったですよね。
でも、本来は、そのボディタッチの愛情表現が、お互いの心だけでなく、身体を癒やし、免疫力を高め、健康な人生へのプラスに働いていると思います。
新型コロナ患者に「人のぬくもり」
新型コロナとの闘いは孤独だ。入院患者は、家族や友人に寄り添ってもらうことはできない。そこでブラジルの2人の看護師が、患者を手助けする「手」を考案した。 ラテックスの手袋に温かいお湯を入れる。
そして、まるで手をつないでいるかのように患者の指にはさむのだ。彼らはこれを「小さな愛の手」と呼ぶ。 「言葉で説明するのは難しい。驚くほど急速に、患者に変化があらわれる」とこの「手」を考案した看護師のセメイさんは話す。
〜ロイターの記事より
このニュースを見て、さすが!ラテンの国の看護師さんだな!と思いました。
手があたたまるという、医療的な側面でも効果があるのでしょうが、人は誰かに触れられている、手を握られているだけで、たくさんの希望や勇気、生きる力を与えられるのだな、と、感じます。
こういう発想って、なかなか日本人には生まれにくい。
目と目で、愛情を伝える。ハグや手を握り合うなんて、恥ずかしいという文化ですものね。
ぬくもりは創られる
人からのぬくもりが、オキシトシンという愛情ホルモンを分泌し、幸福感を高め、免疫力も上がる、といことが、今ではわかってきています。
ホリステック医療という言葉が使われだした頃は、そういった側面については、「気のせい、プラシーボ効果だ」と言われていましたが、今では医学的にも解明されているんですね。
愛おしいと思う気持ちや、大切に思う気持ちは、心を豊かに、そして身体を健やかにしてくれるのです。
NYでは911を経験しました。
テレビの画面や生活の変化で不安を感じる子どもたちと、毎朝、一緒にエネルギーを感じる呼吸ワークをして、お互いにハグハグして、心の平安を保つ、そんな取り組みをしていた事もあり
我が家では、未だに会ったとき、別れる時は、ハグハグしています。
ぜひ、ご家族や友人とボディタッチで、ぬくもりを伝えあってくださいね。(手洗いした状態、マスク着用、など、気をつけるところは気をつけつつ)
そして、人からもらえない場合も、そんな生きるエネルギーを自分自身で生み出す事ができるのです
一人暮らしだったり、家族と離れていたり、コロナ禍も相まって、人と接し、人のぬくもり、愛情を感じる機会が減って、うつなど心の健康を損ねている方も増えていますが
免疫が下がって、体調を壊しやすくなったり、病気になっても治りにくくなったりと、身体の健やかさにも影響を与えてしまいます。
だからこそ、自分で自分を慈しみ、愛おしみましょう!
鏡を見て、自分を褒めて、認めて、愛して上げましょう。
そして、肌や、髪、身体を、優しく触り、丁寧に扱い、心地よい状態にしてあげてください。
このニュースを読んで
と感動してしまいました。脳は以外と騙されてしまうのですね〜!でも、それを使わない手はない!
まずは、あなたの手で、自分を癒やし健やかな心と身体のケアをしてあげてくださいね。
アンドリュー博士のこの本を読んだのは、エイズが蔓延していた90年代のNYでした。
薬ではなく、自分で身体と心を健やかにする事ができる、それには毎日の習慣こそが大切なんど!と、それ以来 30年近くホリスティックライフスタイルをお伝えしてきています。
だからこそ
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