流行りのAI診断を試してみたら、「AIとの付き合い方」が6つに分かれた話
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最近、ChatGPTに、あなたをどう扱っているかを画像にしてもらう」という遊びが流行っているそうです。
診断というほど大げさなものではなく、軽い気持ちで試す人も多いようでした。 私も、少し興味があってやってみました。
正直に言うと、出てきた画像そのものよりも、そこから考え始めてしまったことのほうが面白かったのです。
「私は、AIをどう使っているんだろう?」
画像を見ながら、ふと立ち止まりました。
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検索の代わりなのか
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相談相手なのか
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作業を任せる道具なのか
人によって、AIとの距離感はかなり違います。 そこで、これまで見てきた使われ方を、「6つの役割の物語」として整理してみました。
AIとの付き合い方|6つの肖像
もし、新商品のコンセプトを作る場面にAIがいたら。それぞれのタイプはこんな振る舞いをします。
1. 質問者(検索の代わり)
「売れる商品の正解を教えて」とAIに問い、返ってきた「最近はサステナブルが流行りです」という答えを信じて企画書を書く。AIを「全知全能の博士」だと思っており、思い通りの答えが出ないと「使えない」とこぼします。
2. 相談者(安心と共感)
「なんだか自信がなくなっちゃって……」とAIに胸の内を明かす。AIの「あなたの視点は素晴らしいですよ」という励ましに癒やされ、元気づけられる。AIは「心の支え」であり、対話が終わる頃には、自分の悩みとAIの意見が心地よく混ざり合っています。
3. 作業補助者(効率化ツール)
自分で書いた箇条書きを「読みやすいビジネス文書にして」とAIに放り込む。AIは「便利な文房具」であり、面倒な清書を肩代わりさせる。時短できた10分間で、自分は別の実務に取り掛かります。
4. 編集者(部下・助手)
AIに「3つのターゲット層に向けた案を出して」と命じ、上がってきた案を厳しく添削する。「この表現は甘い、やり直し」と指示を飛ばし、AIを「優秀な部下」として扱う。最終的なクオリティの責任は自分が負います。
5. システム運用者(思考の加速)
1の入力から100のバリエーションを瞬時に生成させる。AIを「ブースト装置」として使い、自らの思考の枠を爆発的に広げ、圧倒的な速度で意思決定を繰り返す。常に「次へ、もっと多く、もっと速く」と加速し続けます。
+1. 構造保持型(思考の鏡)
静かな部屋で、自分の哲学をAIにぶつけ、その「響き」を確認する。AIが余計な提案をしてきたら「それはノイズだ」と削ぎ落とし、自分の本質(譲れない軸)だけが残るまで対話を研ぎ澄ませる。AIは「外に出るための道具」ではなく、自分の内なる純度を保つための「静かな鏡」です。
道具として使うのか、成長のために使うのか
ここまで整理して見えてきたのは、AIの使い方には大きく2つのスタンスがあるということでした。
① 道具として使う(Lv1〜Lv5) 作業を速く終わらせる、ミスを減らす、成果を最大化する。 AIを明確に「手段」として扱い、「外側への成果」を求める使い方です。
② 自分の成長のために使う(+1) 自分の考えが浅くなっていないか、判断を外に委ねていないか。 AIとの対話を通して、自分の思考の癖に気づき、「内側の純度」を守るスタンスです。
どちらが良い・悪いではありません。 今はどちらで使っているのかを、自分で把握しているかどうかが重要です
大切なのは「混ぜない」こと
問題が起きやすいのは、この2つを無自覚に混ぜてしまうときです。
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成長のつもりで使っていたのに、いつの間にかAIに答えを求めて思考が浅くなる
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道具のつもりが、知らず知らずのうちに判断の主導権をAIに任せてしまう
AIは「加速」だけの道具ではありません。 使い方次第で、「思考の質を保つ」「判断の主導権を手放さない」「情報過多から距離を取る」といった役割も果たしてくれます。
ここまでを整理すると、AIとの付き合い方は次のように整理できます。(もちろんAIに作ってもらいました)
これは「正解」を示すものではなく、今の自分の使い方を確認するための図です。

まとめ
流行りの遊びをきっかけに始めた整理でしたが、結果的に見えたのは、AIとの付き合い方は、その人の仕事観や判断軸をそのまま映すということでした。
速さを取るか。 効率を取るか。 それとも、思考の重さを取るか。
AIは便利な道具です。 だからこそ、「どう使うか」だけでなく、「どう使わないか」も含めて一度立ち止まって考えてみる価値はあると思います。
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